大学生の本分は勉強であることは言うまでもありません。試験さえなければ楽しい大学生活も、お金を出して学校に在籍し、将来を検討する期間に何をするかで未来は大きく変わります。何事も真剣に取り組む必要があります。
大学時代にできることはたくさんあります。普段の勉強と、サークル活動と、アルバイト以外にも、インターン、資格取得、教職の選択、そして留学・・・。選択肢はたくさんあって、それによって未来が異なってきます。
では、就職にうまく生きた選択肢とはどのようなものでしょうか? 今回もアンケートを実施し、どのように力を入れて、どのような結果になったのか、聞いてきました。
インターン、資格、教職、留学・・・どれを選んだ?
では、インターン、資格、教職、留学のうち、先輩たちはどれを選んだのでしょうか?
もちろん学生時代に力を入れるべきは勉強・学問・テストなのですが、それ以外に何を重視して学生生活を過ごしたかというアンケートです。インターン、資格、教職、留学の選択肢のうち、インターンに力を入れた人は11名でした(全体40名)。全体の27.5%に及びます。
インターン ・・・ 11名
資格 ・・・ 17名
教職 ・・・ 3名
留学 ・・・ 9名
では、それぞれどんな想いを持って取り組んでおられたのか、アンケートをみていきましょう。
インターンに力を入れた人の意見
●私が大学時代にインターンを優先したきっかけはインターンだと身近で会社の業務内容やその会社の仕組みについてより詳しく知れると考えたので、自身が興味のある会社に応募してインターンを率先して行ってきました。(上智大学 文学部)
●入社前に企業の雰囲気・環境・社風・業務内容などについて、しっかりと理解できたり、インターンを通して企業理解を深められるから。また、この経験は自己PRの際話すことができたり自分の成長にもつながるので一石二鳥だと思います。(東京大学 法学部)
●学生のうちからいろいろな会社をみることに集中しました。私自身、将来何をしたいかなどのビジョンがはっきりみえなかったので、いろいろな会社をみて方向性を決めようと思いました。製薬会社のなかでもいろいろな分野を知れたのがよかったです。(明治薬科大学 薬学部)
●アメリカでOPTをしたあと現地就職を考えていたのでインターンを重視していました。アメリカでは就活制度は特になく、レジュメに関しては経験(インターン)が大事になってくるからです。自分自身の経験にも繋がる事も大切にしたかったからです。(State University of New York, Oneonta)
資格取得に力を入れた人の意見
●資格は一生使えるものなので、仮に転職することになってもその効力は変わらない。難しい資格をとれば、就活でも他者との差別化を図ることができ、多角的な視点で企業分析ができるようにもなる。このように多数の見返りがあるのが資格取得の魅力。(明治大学 農学部)
●資格があれば、履歴書にかける。資格と一概に言っても様々で、いかに採用担当のお眼鏡にかなうか。船舶免許、乗馬ライセンスと、少し勉強すれば取得出来、簿記と言った割と取得する人の多いものより、「おっ?」と質問したり、興味を持って貰えそうなものを敢えて取っていた(武蔵野女子大学 文学部)
●大学時代は比較的自由な時間が多く、その時間を有効に使うために資格勉強を選びました。社会人になると勉強の時間を確保するのが難しくなるため、学生のうちに集中して取り組むことが賢明だと考えました。資格勉強を通じて、専門的な知識やスキルを体系的に学ぶことができました。大学のカリキュラムだけでは得られない実践的な知識を深めることで、将来の職業選択の幅を広げることができました。(法政大学 生命科学部)
教職課程に力を入れた人の意見
●大学在学中にしか取得できない資格ですし、欠席したり単位を落としたりすると卒業までに取得することが難しくなってしまうからです。また実習などは欠席すると学校や周りの人にも迷惑をかけてしまうことになるため最優先にしていました。(広島大学 教育学部)
●教員志望で大学に入ったので同じ学部のみんなも教職をとっており、1時限目から5時限目までつめつめで授業が入って忙しかったが、友達もみんな頑張っていたので一緒になって乗り越えられた。実習や授業は社会人になっても役に立っている。(帝京大学 教育学部)
●最初教職と学芸員を取ってましたが、学芸員は諦めました。その分、教職は落とさないよう頑張りました。卒業してからも使えるので、非常勤として働くことも視野に入れてました。自分は将来独立しようと思い、その時本当にやばければ使おうと思っています。(京都芸術大学 教育学部)
留学に力を入れた人の意見
●就職活動で有利になりそうなインターンや資格取得よりも、学生時代にしか出来ない事を全力でやりたかったので、イギリス留学を優先しました。言語を活かした仕事をしたいというよりは経験値を積みたいという理由です。(西南大学 法学部)
●いましかできないことを一番にしようと思ったからです。こんなに時間があるのは大学生だけだったからです。また、留学をすることでその後の世界や自分の将来の見方についても結構変わると思ったので、まずは留学してみようと考えました。(九州大学 文学部)
●英語が壊滅的にできなかったので、相性が良かった第二外国語(中国語)をネイティブ並みにできるようにしておけば、単に英語ができるよりレアな人材になりそうだし、留学経験者というだけでも仕事の役に立ちそうだったから。また普通の就活が嫌だったので、レア人材になって楽に就職したかった節もある。(東京大学 教養学部)
学生時代に何を頑張るかは人それぞれだが・・・
インターンで社会や企業を知る、資格を取得して確実に人生の航路を定める、やりたいことを明確にして教職を取る、あるいは留学して視野を広げ語学力を高める。。。色々なルートが考えられます。いずれにせよわかることは、社会に出る準備段階として学生時代を有意義に過ごせるかが大切だと思って行動していることです。
もちろんのんびりモラトリアム期間を過ごせるのも大学の魅力ではありますが、ちゃんと目標を定めて現状とのギャップを把握し、そのギャップを埋めるために何ができるか考えて行動するのも大切なことです。
多くの人が最初は企業で働くことでしょう。よってインターンに尽力して会社を知ったり、自分の適性を知って、その後の選択を決めていくのは悪いことではありません。そしてインターンは上手くいかなくても構わないのです。たとえばどうしても細かい作業をする事務職が性に合わないとか、出てくると思います。インターンで職場体験してみて、あまりに合わなければ進路を変えてみたらいいのです。入社してからコロコロと職場を変えると段々キャリア形成が厳しくなってきますが、就職前のインターンでは自分がフィットすると思える仕事に出会うまで自分探ししても良いのです。
ログシップから始めよう
使い方はカンタン!
▼ログシップから仕事体験・インターンシップに応募!
▼実際に就業プログラムに参加!
▼プログラム終了後、企業からあなたへ「ログ」が届きます!(※要申請)
仕事体験・インターンシップでの経験は、
履歴書や職務経歴書などではアピールできない「ログ(評価)」として、
目に見える形で貯まっていきます。
ログとは
「ログ」とは仕事体験・インターンシップを経たあなたへ向けた、企業からのレビューのこと。
就業プログラム終了後には、仕事体験・インターンシップでの経験や頑張りをもとに、
レビューとして企業の採用担当からあなたへログが届きます。
ログは他社の採用担当も閲覧することができます。
あなたの仕事体験・インターンシップの評価を見た、
採用担当からスカウトメールが届くかもしれません!
あなたも「ログシップ」から新しいお仕事への扉を開いてみませんか?
コメント