インターンに行きたいと感じ、探し始めた大学2年生。
職場体験でもあるインターンを通じ、社会に関心が行き始めたのはとても良いことで、就活の前哨戦としてうまく活用したいですね。
自己分析とからめながら上手に自分を知り、インターンで垣間見えた「働くということ」「会社で働く」について自分なりの答えを見つけて欲しいです。その結果が、「将来は起業したい」「大企業で出世したい」「安定企業でのんびり勤めたい」「所属をなくしてフリーランスとして自由に暮らしたい」でも構わないのです。どのような選択が将来にあるとしても正解にしていくしかないので、今は目の前のインターンに向き合いましょう。
今回は大学2年生に向けてインターンの探し方をお届けします。
大学2年生のインターンの探し方
まず、インターンは企業活動の一環なのでインターン先企業はサイトやアプリで探します。公共機関が特定企業のインターンを案内してくれることはないので気を付けましょう。
(もちろん公務員のインターンもありますのでその場合は官公庁自治体のサイトで募集されます)
行きたい企業がある場合はその企業のサイトをチェックします。ホームページにはお知らせ欄があるはずですので、お知らせ欄にインターンの案内が新着として載っているケースが多いです。
行きたい企業が決まっていない場合は情報サイトに登録して探します。そこで企業の想い、自分のやりたいことや適性がありそうなビジネス、条件面などをチェックしながら絞り込んでいくことになります。
令和のインターン事情としてインターンの受け入れ先は多いですが、インターンを希望する大学生はそれほど多くないので、比較的好条件で人気企業にインターンに行けることは多いです。ただ、過剰な期待は禁物です。特に1DAYインターンとなると何が何だかわからないまま終わってしまうこともあるので注意が必要です。
みんなはインターン先をどう探した?
何ごとも先輩に聞いてみましょう。アンケートを実施したところ、インターン先の探し方として以下の割合になりました。(n=30)
・企業運営のサイト・・・12名
・大学の掲示板・・・13名
・SNS・・・0名
・口コミ・・・0名
・その他(知り合い経由やイベント参加)・・・5名
興味深いのはSNSや口コミを経由した参加が0名なことと、サイトや大学の掲示板経由以外のルートが5名ほどいらっしゃったことです。
【サイトや大学の掲示板以外の探し方:実例】
●大学のゼミの卒業生から直接紹介してもらいました。就職課にはいい案件がなかったので、とてもありがたかったです。(IT、男性)
●元々の知り合いでもあった先輩に相談をし、そのまま紹介をしてもらうようにお願いして見付けました。(建築、男性)
●気になっている企業のホームページで情報が掲載されていて見つけました。SNSでも情報を得ることができるので、複数の方法を利用した方が見逃すことが少なくなります。(IT業界、男性)
●新卒や第二新卒向けの就活合同説明会にて、説明を下さった企業さんに連絡を取ってインターンを決めました(商社(事務機器・OA関連、女性)
このように例外的ではありますが、サイト以外の方法もあります。ただし、大多数はサイトや大学の掲示板で見つけておられるようです。
キャリアセンターで探す
キャリアセンターは、大学内に設置されている就職支援のための専門機関です。就職活動に関するあらゆるサポートを提供しており、就職活動を成功に導くノウハウと情報がたくさんあります。
1. 個別相談
キャリアセンターでは、経験豊富なキャリアカウンセラーが、皆さんの相談に親身に乗ってくれます。「どんな仕事が向いているのかわからない」「自己PRの書き方がわからない」「面接で緊張してしまう」など、どんな悩みでも相談してみましょう。
具体的な相談内容としては、以下のようなものがあります。
- 自己分析の進め方
- 業界・企業研究の方法
- 応募書類の添削指導
- 面接対策
- 就職活動のスケジュール管理
- 就職活動における不安や悩みの相談
2. 情報収集
キャリアセンターには、様々な就職情報が集まっています。企業のパンフレットや求人情報、業界・企業研究に役立つ資料、就職活動に関する書籍など、豊富な情報が揃っています。
また、インターネットで閲覧できる就職情報サイトも充実しており、求人情報の検索や企業情報の閲覧、説明会・インターンシップへの応募などができます。
3. イベント・セミナーへの参加
キャリアセンターでは、就職活動に役立つ様々なイベントやセミナーを開催しています。
- 就職ガイダンス
- 業界・企業研究セミナー
- 応募書類作成セミナー
- 面接対策セミナー
- マナー講座
- OG・OB訪問会
これらのイベントやセミナーに参加することで、就職活動に必要な知識やスキルを身につけることができます。
4. 就職活動サポート
キャリアセンターでは、就職活動に関する様々なサポートを提供しています。
- 応募書類の添削
- 面接の練習
- 模擬試験の実施
- 就職活動に関する相談
- 企業への推薦
これらのサポートを受けることで、就職活動の不安を解消し、自信を持って選考に臨むことができます。
5. その他
キャリアセンターでは、上記以外にも、以下のようなサービスを提供しています。
- インターンシップの紹介
- 就職相談会
- 企業説明会
- 就職活動に関する個別指導
キャリアセンターは、皆さんの就職活動を全面的にサポートしてくれますので心強いです。
「とりあえず大企業のインターン」と飛びつく前に
大企業やメガベンチャーでインターン。とてもキラキラした響きで素敵に思えます。勿論大企業やメガベンチャーでインターンは悪いことではありませんが、競争率がとても高いのは覚悟しておく必要があります。
また、大企業やメガベンチャーは関われるオペレーションがかなり厳格に決まっているケースも多いので担当範囲の裁量が小さく、意外と簡単に終えられてしまって拍子抜け・・・といったこともあるかもしれません。難易度が高い仕事にチャレンジしたいという意欲は素晴らしいものなので、もしかしたらその場合は小さめの企業の方が任せられる範囲が多くてエキサイティングな経験を積める可能性もあります。
「とりあえず1DAYインターン」と飛びつく前に
1DAYインターンならハードルが低いので気軽にいってみようと思われるかもしれません。1DAYインターンは気軽に参加できる上に、インターンの「数」が稼げるので経験も稼げるように思えます。
ただ、インターンの本質を考えるとあくまで「職場体験」です。さらに深掘りすると「自分を深く知り、社会とうまく調和できるポイントを探す」ことでもあるので、1DAYインターンをくり返すよりは、ひとつの職場で数日過ごした方が得られるものは多いはずです。
インターンを通じて自己分析を高めよう
いま
「とりあえず大企業!」
「1DAYインターンで経験稼ぎ」
と飛びつこうとしているなら。これが就活なら”とりあえず大企業”という選択は、色々意見はあるものの間違いではありません。
しかし、インターンはあくまで職場体験。自分探しや職業適性を探る場所でもあります。
なのでどこでも気軽にインターンに行っていいのです。自己分析をしてインターン先を探し、実際の職場で経験してその自己分析をチューニングする。そして最終的にしっかり自分を知った上で就活に当たれば、先に待っている就活もうまくいくはずです。
インターンを通じて自分と企業のマッチした部分を探す方法については、以下のステップが効果的だと考えられます。
① 自分なりに「自分はこうした仕事が合っているのでは?」と仮説を持つ
② 上記①の仮説に基づいたインターン先を探す
③ 実際に仕事してみて、良かった点・悪かった点をしっかり記録する
④ インターンが終わったら、③の点を振り返る
⑤ ①に戻って自己分析をさらに磨く
このくり返しによって、自分が自分をどうとらえているかが磨かれていきます。
まとめ
インターンの探し方は、主にサイト経由か大学の掲示板です。大学の掲示板は限りがあるため、ぜひサイトで探してください。当サイトログシップも有効ですよ。そして何より、自己分析が重要です。
インターンは闇雲に数を打つのではなく、自分とやりたいこととやれることと社会のニーズを上手に調整しながら進めていくとより納得度の高い結果が得られます。大学生活を後悔しないためにも、しっかり自己分析を進めましょう。
大学2年生にとってまだ時間はたくさん残されています。でも卒業までの時間はまだあっても、卒業、卒論、就活、インターンと逆算していくとそれほど時間がないのも事実ではないでしょうか。大学生活でやり残しがないように色々な経験を積んでいくのも大切ですし、経験を積んだらじっくり言葉で振り返る時間も重要です。
自己分析は自分で考えることも大切ですが、客観的第三者のサポートを得て行うのも効果的です。プロフェッショナルだからこそ見えてくる何かもあるはずなので、遠慮なく頼っていただけるといいなと思います。
ログシップから始めよう
使い方はカンタン!
▼ログシップから仕事体験・インターンシップに応募!
▼実際に就業プログラムに参加!
▼プログラム終了後、企業からあなたへ「ログ」が届きます!(※要申請)
仕事体験・インターンシップでの経験は、
履歴書や職務経歴書などではアピールできない「ログ(評価)」として、
目に見える形で貯まっていきます。
ログとは
「ログ」とは仕事体験・インターンシップを経たあなたへ向けた、企業からのレビューのこと。
就業プログラム終了後には、仕事体験・インターンシップでの経験や頑張りをもとに、
レビューとして企業の採用担当からあなたへログが届きます。
ログは他社の採用担当も閲覧することができます。
あなたの仕事体験・インターンシップの評価を見た、
採用担当からスカウトメールが届くかもしれません!
あなたも「ログシップ」から新しいお仕事への扉を開いてみませんか?
コメント