インターンはどんな髪色・髪型・服装で行けば良い? 先輩の失敗から学ぶ、職場での見た目問題

コラム

インターンが間近に迫ったとき、意外と気になるのが髪色・髪型・服装などの見た目問題ではないでしょうか。大学では比較的自由な見た目が許されているものの、インターンとなりますと職場ですからあまり常識外の格好ではビックリさせてしまうのは想像に難くないと思います。

インターンはあくまで職場体験です。よって、髪色・髪型・服装の正解があるわけではないですし、新入社員のように職場マナーハンドブックをもらえて学習できる、というわけでもありませんよね。大学生は見た目を楽しむ自由もあるため悩ましい問題です。

では、どのような格好をすれば良いのか。

正解がない中に自分なりの答えを見つけていく必要が求められます。つまり、社会人のスタートラインの前から助走が始まっているのです。今回は、先輩方(社会人)に、髪色・髪型・服装の失敗談を聞きました。同時に、インターンの髪色・髪型・服装についてお届けします。

インターンの髪色・髪型・服装に関する失敗談

まず、職場での髪色・髪型・服装に関して、社会人の先輩達はどのような失敗をしてきたのでしょうか? 表で堂々と言いづらいこのテーマについてアンケートを実施しました。インターンに限らず広く職場の服装の失敗を聞いています。

先輩達の失敗は以下のように分類できました。

スーツに関する失敗 ・・・8名

制服に関する失敗 ・・・4名

オフィスカジュアルに関する失敗 ・・・7名

(n=19)

上記は失敗談を寄せてくださった方のうち、服装に関しての失敗を教えてくれた方の回答です。男性はスーツ、女性は制服で、主に「スーツや制服を正しく着られていない」、「私服とのギャップを注意される」といったものが挙げられました。

スーツでインターンに行くのであれば、スーツはきちんと着る必要があります。失敗談としてシャツを黒にしてしまったり、襟がなかったりと、本来のスーツスタイルの基本から外れてしまっていると、見た目上の違和感が出てしまいます。

制服も同じで、着崩してしまうのはよくありません。きちんと着て初めて制服が活きますし、会社の看板を背負う服装としてふさわしくなります。

インターンの服装は規定に従う

では、インターン時の服装はどのようにすれば理想的でしょうか。基本はインターン先の指示に従ってください。落とし穴としては「動きやすい格好で」といわれてスーツを着ていってしまったり、「襟付きならなんでもいいよ」といわれたので黒の襟つきシャツを着ていってしまったりなどが考えられます。

一方で、難しいのがオフィスカジュアルと呼ばれる服装です。カジュアルは幅広く解釈できますが、一般的にビジネスカジュアルとは男女とわずサンダルはNG、靴下やストッキングなしの素足もNG、襟付きシャツで、真夏をのぞいてジャケット着用が基本です。

インターン希望者はまだスーツを持っていないかもしれません。成人式用に新調したスーツでも構いませんし、一足はやくリクルートスーツを新調してもいいでしょう。もし持っていないのであれば、上記のビジネスカジュアルを意識しましょう。

インターンの髪型・髪色を規定している会社は少ない

難しいのはインターン時の髪色です。就職の際は地毛の色が当たり前だとしても、インターンはまだ大学生なので少し髪色で遊んでいることがあるかもしれません。接客をするとか、お客様の前に立つ場合は規定に従う必要があります。接遇の面からみてあまりに派手な髪型・髪色は敬遠されます。

一方で、バックオフィス系のインターンだったり、事業計画や企画などの担当だったり、またオペレーションの一部を担うタイプのインターンであればそれほど髪型・髪色について気にする必要はありません。ただ、あまりにビックリされるようなヘアスタイルでいくと悪い印象を与えてしまって自分が損してしまいます。

インターンの代表的な髪型について

では、インターンの代表的な髪型についてお伝えします。

女性:ショート、ミディアム、ロング、ハーフアップ

男性:ショートレイヤー、サイド刈り上げ、黒髪ショート

それぞれ、どんな髪型か見ていきましょう。

女性:ショートヘア

女性の場合は耳を出す出さないはあまり関係なく、もはやステレオタイプな「女性らしさ」は職場で求められない時代になって久しいので、パンツスーツにショートヘアでノーメイクにて職場を歩いても特に違和感を持たれない時代です。どこをどうオシャレするのかは自分次第かと思われますが、機能的な意味で前髪が目にかかりすぎると仕事しづらくなるので気を付けましょう。仕事しながら髪を触るのは本当によくないので、長さが適切かは常にチェックする必要があります。

女性:ミディアムヘア

ショートヘアとロングヘアの間ぐらいの長さです。結べる長さだといいですが、肩ではねてしまって毛先が気になって仕事に集中できない、という半端な長さは避けた方が無難です。この長さは、ともすれば暗い印象を与えることもあるので、清潔感という意味でもお手入れはしっかりしましょう。

くり返しになりますが、仕事中に髪を触らないようにすべきです。飲食店でのインターンはもちろんのことオフィスワークでも同様です。仕事中にやたら髪を触らない。こうした基本的な所作は誰も教えてくれないですし、マナーブック等にもあまり書いていないことも多いので、この際にきちんと気を付けると自覚していただければと思います。

女性:ロングヘア

インターンには長い髪でも構いませんが、仕事に行く日はしっかりブローしてはねたりぼさぼさになったりしないように手入れする必要があります。いうまでもないことですが、ロングヘアはしっかり手入れしないと清潔感がもろに出てしてしまうので、日々のお手入れは大変ですががんばりましょう。

また、飲食店でのインターンではきちんと髪をまとめる、そしてオフィスワーク系のインターンでは集合会議などに後ろの席の人にかからないようにするなど、まわりに不快な思いをさせないように配慮する必要があります。

男性:ショートレイヤー、黒髪ショート、サイド刈り上げ

男性の場合は、よほどのクリエイティブ職でないかぎり、ロングヘア(ロン毛)やドレッドなどのスタイルは避けた方が無難です。上記画像のようなすっきりとしてビジネスパーソンっぽい髪型にしましょう。前髪が目にかかる、耳が隠れている、襟足がだらしないなども避けた方がよく、すっきりさが清潔感とイコールになります。

また、においが強くない整髪剤を用い、きちんとセットしてください。ぼさぼさの寝起きヘアで職場にいくのは良い印象を与えません。

服装・髪型・髪色についてもコミュニケーションを通じて確認しよう

迷うならインターン先に確認をしましょう。「こんなこと聞いて良いのかな?」と思う必要はありません。まったく非常識な質問ではないので、遠慮なく確認して下さい。また、インターン先も服装・髪型・髪色について迷うようであれば確認して欲しいと思っています。よって、正解は【コミュニケーションを取って確認する】がベストです。

TPOに合わない服装、派手な髪型・髪色でインターン先に行ってマイナスの印象を残すより、事前に確認して許可を取る方が無難です。もちろん自分でちゃんとした見た目を整えられるのであればそれが理想ですが、少しでも迷ったらちゃんとコミュニケーションを取っていただきたいと思います。

聞かないことから失敗は起こる

インターンなので仕事ができなくてもまったく問題はありません。見た目で多少の失敗をしてしまってもインターンなので取り返しはつきます。仮にあなたが自分の好きなファッション、髪型・髪色で働きたいと本当に思うのであれば、それに合った職場を選べば良いだけの話なので、インターン先とちょっと合わなくても職場体験なので大丈夫なのです。

ただ「迷っており、わからないことがあるのに確認しない」はよくありません。この確認不足は服装や見た目の問題に限らず、実際の仕事を進めていく上でも大いに関係します。インターンからジュニア(就職して数年未満)が仕事で失敗する理由のほとんどがまわりとのコミュニケーション不足から起こるからです。なんでも確認する習慣をつけましょう。

「こんなこと聞いたらバカだと思われるかな」

と思う必要は一切ありません。相手が「髪型について確認してきた。このインターン生は情報収集力が足りないのかな」と思うなんてことはまったくないので安心して下さい。インターンはこれから社会に出て行く貴重な人材の卵ですので、不安なことはなんでも確認してもらえた方がインターン先企業も安心してくれます。

まずは担当者に聞く

服装・髪型・髪色に限らず、書類提出の日時を自己判断でずらしてしまったり、重要な項目を確認しなかったりといったコミュニケーション不足は大きな失敗の種となりえてしまうことがらです。服装・髪型・髪色については、インターン先の担当者に確認をとりましょう。実際の現場に入ってからは、仕事の指示を出してきた人に確認を取ります。

まとめ

こうした質問力だったり確認する習慣だったりは「ソーシャルスキル」のひとつでもあります。口コミサイトで過去こんな失敗があったというのを確認するかもしれませんが、あくまで参考のひとつでしかないので噂を鵜呑みにする習慣がつくとリスクです。きちんと担当の方に正規のルートで確認する習慣をつけましょう。

聞かないことからずれが発生し、思い込みでものごとを進めると絶対に失敗してしまいます。今回の社会人の先輩方へのアンケートでも、確認をしていれば防げた事例はたくさんありました。

服装・髪型・髪色から始まるとしても、コミュニケーションを取って確認する習慣をつけることは社会人の一歩として重要です。ぜひ「確認ぐせ」をつけていただければと思います。インターンを上手くやるコツや進め方、コミュニケーションについて、当メディアログシップではこれからも配信していきますので楽しみにしていて下さい。あなたのインターンでの成功を願っています。

ログシップから始めよう

使い方はカンタン!

▼ログシップから仕事体験・インターンシップに応募!
▼実際に就業プログラムに参加!
▼プログラム終了後、企業からあなたへ「ログ」が届きます!(※要申請)

仕事体験・インターンシップでの経験は、
履歴書や職務経歴書などではアピールできない「ログ(評価)」として、
目に見える形で貯まっていきます。

ログとは

「ログ」とは仕事体験・インターンシップを経たあなたへ向けた、企業からのレビューのこと。

就業プログラム終了後には、仕事体験・インターンシップでの経験や頑張りをもとに、
レビューとして企業の採用担当からあなたへログが届きます
ログは他社の採用担当も閲覧することができます。

あなたの仕事体験・インターンシップの評価を見た、
採用担当からスカウトメールが届くかもしれません!

あなたも「ログシップ」から新しいお仕事への扉を開いてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました