インターンにはいくついった?何カ所も行って良いの?

インターンシップ

インターンと聞いたとき、何を想像するでしょうか。インターンは就業体験であり、「学生が在学中に自らの専攻、将来のキャリアに関連した就業体験を行うこと」という意味合いを持ちます。

※参考  文部科学省 厚生労働省 経済産https://www.mext.go.jp/content/20210125-mxt_senmon02-000012347_11.pdf

ただ、インターンに「就職選考の前段階」という印象を持つ人も多く、間違ってはいないのですが、そのイメージから「インターンは1つしか選べない」と考えてる人も多いかも知れません。実際にはインターンは複数社に行って良く、将来のキャリアを選ぶための就業体験であることからむしろ複数社へ行って見聞を広げる方がおすすめの取り組み方でもあります。

今回は、他の人がインターンへいくついったのか、そしてその数には満足しているのか、そして、おすすめのインターンの回り方についてお届けします。

インターンは何カ所行った?

まずインターン経験者に、インターンへ何カ所行ったかという質問をしてみました。平均は1.87カ所となり、最大で10カ所もインターンへ行った強者も。そうした一部のインターンを効率的にまわる方が平均を押し上げた形とはなりますが、2カ所も行ってない方が平均値だったということになります。

もっと行けば良かった?多すぎた?

これは「インターンは2カ所(=1.87)行けば良い」という訳ではなく、「インターンには●カ所いきましょう」という答えがあるわけでもありません。いくついってもいいですし、ほとんどいかなくても構わないのです。

一方で、「インターンにはもっと行けば良かったと思いますか?」という問いには、「もっと行けばよかった」と回答した人が9割を占めます。平均1.87カ所いったとしても、足りてないと言いますか物足りない感覚のまま就活に突入してしまった人が多い、という意味でもあります。

インターンだけでなく、就活そのものは情報戦の意味合いを持つため、たくさんの良質な情報を集められれば有利です。ただし、たくさんまわればいいというものでもなく、ちゃんと1日1日自分と対話して、「こういう仕事なら向いていそうだ」「こういう作業は頑張っても上達できる気がしない、苦手だ」「自分は●●の仕事に意外な適性があるかもしれない」など、しっかり振り返るのが大切だといえます。

インターンにいくつ行くかよりも大切なこと

インターンにいくついくか。インターンはゲームのように攻略するというよりは、自分の内側にある、志向(どこに向かいたいか)を知り、社会との適性(うまくフィットするポイント)を探るための大きなチャンスでもあります。

そこで、最初の選択肢として【やりたいことが見えている】【やりたいことが見えていない】に分かれます。

【自分でやりたいことが見えていないなら】

やりたいことが見えてないなら、1DAYインターンがおすすめです。1DAYインターンとは、オペレーション(業務マニュアル)がしっかり固まっている企業に1日だけのスタッフとして入り、作業の一部を担って、仕事との適性を自分で測るインターンです。1DAYは文字通り1日だけなので何がなんだかわからないうちに終わってしまう可能性もありますが、なんとなく仕事の雰囲気がつかめるので、経験としてはおすすめです。

1DAYインターンは超大手のネームバリューある企業にも参加できるので魅力的です。大手企業のインターンってとても楽しみですよね。実際にはどのような現場でどのように動いているのか、息吹を感じられるのではないでしょうか。

ただし、「会社説明会」「就職セミナー」みたいな、実質何もせず話を聞いているだけの場合は1DAYインターンとは呼びませんので注意しましょう。

1DAYインターンは募集人数も多いので気軽に参加できるのも大きな魅力です。行きたい企業があっても人気がありすぎて参加できず、予定が狂ってしまうなどは避けたいですよね。何より、まだやりたいことがぼんやりしているなら、1DAYに参加してみるのはいかがでしょうか。

【自分がやりたいことが見えているなら】

一方で、やりたいことが見えているなら、業界を絞って行くのがおすすめです。目についたインターンになんとなくで行くのではなく、自分のやりたいことに近くて、受け入れてくれそうな企業をインターン先に選びましょう。

業界の中でも大手、それから二番手や三番手、後発など、インターン先企業の立ち位置を踏まえた上でインターンに参加できると、実際のインターンで仕事の雰囲気がわかる上に、会社選びの参考になるのではないでしょうか。

自分自身が何をやりたいか、今の段階でしっかり見えているのは素晴らしいことです。後は戦略的に就職までステップを踏んでいくのが理想だと思われます。やりたいことが見つかってもそれが必ずしもやれることであり、世間に求められることだとは限らないのですが、少なくとも早期に自己分析を終えれば、仮に進むべき道が少し違っても、いくらでもやり直しがききます。

まとめ

インターンは何カ所いくべきかの明確な答えはありません。ただ、比較的みなさん「もっと行けば良かった」と後悔されている方が多いのは事実としてお伝えしなければならないでしょう。興味ある企業やエントリーする企業のインターンに全て行くことは不可能だとしても、ある程度、やりたいことを絞った上で順序立ててインターンに取り組みましょう。

冒頭で見たとおり、インターンがあくまで「就業体験」である以上、気楽に参加していいのです。仕事が合っていれば最高ですが、結果的に「この仕事は合わないな」と感じても構わないですし、志望する業種そのものを考え直すきっかけにしてもまったく問題はありません。

まずは自分を理解して、会社について学び、そしてインターンが少しずつ社会を知っていくきっかけにしていただければと思います。インターンは何カ所行っても良いので、良い機会にしてください。

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